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極真空手(松井派)第10回世界大会




動画の最後に松井館長の総評があります。
松井館長は本当に冷静で客観的な分析をする方です。
一部を文字に起こしておきます。

ニコラシビリの優勝について
「ある意味順当な結果でしたね。昨年の全日本チャンピオンですから。」
日本選手の戦いを評して
「試合内容的には、非常に僅差で敗れる試合が多くて、世界のレベルに日本が決して劣っているわけではないと感じはします。ただ、逆に言うと、そういう僅差を勝ち抜く力がないと、この世界大会は勝てない。そういったところが今後のテーマになるのではないか。」

たとえば、本戦・延長・再延長まで引き分けの末、試割りで敗れる、なんてこともよくありますしね。
試割り判定なんて、あえて言ってしまえば、体力に劣る日本人が、組手はなんとか凌ぎ切って、試割りの技術のみで勝負できるシステムだというのに、そこで敗れる。
試割りが試合のルール上組み込まれているにもかかわらず、日本ではそれほど重視してない気がします。
試割りと組手技術は必ずしも直結するものではありませんが、ルールに組み込まれているのに軽視するということは、「試合に勝つ」ということをあまりリアルに考えていないともいえます。
個人に個別の課題はあるでしょうが、あらゆる面でツメが甘いってことでしょうかね。

(まあさんざん偉そうなこと言ってますが、ここに出てる日本人選手とやったら秒殺される自信ありますw)


ところで、松井館長のことを苦手な人って、最初の「順当な結果」みたいな発言に過剰反応しちゃうんでしょうね。
ロシア人に優勝されたのになんでそんなにクールでいられるんだ!みたいなw
感情的にしか言葉を操れない、理解できない人は合わないんだろうなあ。
でも事実だし順当な結果じゃん?問題解決には、まず何よりも事実の正確な認識というのが大事で、そういう意味では、松井館長はいつも正しいことしか言ってないと思います。

たまには空手の記事を書きましょうw
正道会館ですが、めっちゃくちゃいい選手でした





身長は170と格闘家としては小柄ながら、ヘビー級相手にも打ち負けません
相手の近藤選手も体重別の全日本王者になったこともある猛者
50キロ近い体重差でも真っ向勝負
とはいえ、本当に相撲のような戦いをしては、さすがに相手に分があります
なので、ところどころで体を入れ替えてますよね
「まわれ」とか「捌け」っていうのはやたら距離を取るばかりではなく、インファイトでも使えるってことです
試合運びはしつこいぐらい下段から、最後は狙いすました一撃
このレベルでセオリー通りに決めるとかありえねえw


こんなに強くて、かつイケメンですが、さらに性格までイケメンというぐう聖




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ネット用語辞典 ネット王子より


ぐう聖 (ぐうせい)

「ぐう聖」とは「ぐうの音も出ないほどの聖人」の略語である。

全てにおいて完璧で、反論する余地も無い程の聖人の様な人物に対して使用する。
対義語は「ぐう畜」で、これは「ぐうの音もでない程の畜生」という意味となり、使用する際には注意が必要である。
現在では他にも「ぐうかわ(ぐうの音も出ないほど可愛い)」など「ぐう○○」といった派生語が多数作られている。

当ブログの管理画面から検索ワード上位を調べてみたのですが
何だと思います?

松井章圭とセルゲイオシポフが1位なんですよ

松井章圭は世界王者で極真会館館長ですから知名度抜群としても
未だにオシポフってすごくないですか?

自分も生で見たんですけどやっぱり実際見た人は忘れられないんでしょうね
戦慄って言葉があれほどぴったりな選手は他にいなかった
でも情報がもうほとんどないんですよね
それでも何かないかと探してウチのような寂れたブログにたどり着くってことでしょう


Osipov

イケメンすぎる


十字架っぽいネックレス?を下げてますが世界大会のときは試合前にキリスト教徒がやる十字を切ってましたね
あれが無駄にかっこよかった
技はもちろんのこと、倒した後の何事もなかったかのように開始線に戻る動作とか雑誌のインタビューの内容とかなんかもうすべてがかっこ良すぎるんですよ

松井派の世界大会では無冠ですが全盛期は世界最強といわれていて、プーチンのボディーガードをしてたって話もあるしマジでおそロシアな選手です




日本に世界王座奪還を果たした木山仁です。世界大会に優勝できる選手にまつわるジンクスがひとつあります。それは上から下まで技が出せる選手でなくては優勝できないというものです。数見は神話が出来るほどの下段の達人でしたが、世界大会ではついに優勝できませんでした。それに対し、木山は上中下段すべてで一本勝ちできる選手です。抜群のスタミナを誇り、軽量の選手に対しても動き負けしませんし、体格のある選手相手でも圧倒されることはまずありません。極真史上でも最もトータルバランスに優れた選手の一人と言えるでしょう。

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